外部記憶

最近物忘れが激しくて・・・。PC、Web関係、読んだ本、その他モロモロのメモ代わり。

CNET カンファレンス2005

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既に随分経ってしまいましたが・・・、6/20に表参道で開かれた、CNET Japan lnnovation Conference 2005 Summerに参加してきました。
網羅的なレポートは、既にいくつかのサイトでレポートされている(*) ので、特に個人的に面白かったところのみメモ。

Web2.0LongTail、(情報の)share、relevancy(妥当性・関連性・適合性)などの言葉がキーワードとして頻出していました。
Web2.0、LongTailなんて概念は、既に前提になりつつあるようです。ユーザによる情報のshareが、検索サービスの今後の方向性としてほぼ共有されつつあることや、”relevancy”がいずれの場面でも共通する指標であることなども印象的でした。

Ask.jpの検索エンジンTEOMAが、独特の検索アルゴリズムを使っているとの話は聞いたことがあったが、具体的にはどう違うの、ということの概要をAsk JeevesのJim Lanzone氏が説明してくれました。
つまり、ネット全体の中でのサイトの評価ではなく、該当するキーワードに関するサイト群の中でのサイトの評価を重視する(つまり、詳しいヤツラの評判を高く評価する、ということ)。
(詳しくは、参考記事:Ask Jeevesの検索アルゴリズム
この考え方は、それ自体として面白い。
しかし、これって、relevancyを軸にして検索エンジンを発展させていくと、検索エンジンがエディトリアルの領域に入り始める、と言うこともできるよな、と考え始めると、(今のところメディアは違うとはいえ)コンテンツ・プロバイディングをメシの種のひとつにしている身としては、エラク恐ろしいことでもあります。

同じくJim Lanzone氏の話の中で、既にAsk Jeevesでサービスされている(Ask.jpでは未実装)、ZoomIn/Outの機能の話がありました。
これは、検索キーワードに対して、その上位概念/下位概念を提案するもの。
たとえば、Jazzミュージシャンの“Miles Davis”で検索すると、結果リストの右側に、下位概念(絞込み)キーワードとして「Miles Davis Biography、Miles Davis Autobiography、Miles Davis Discography、History of Miles Davis
」などのキーワードが、また上位概念として「Cool Jazz、Jazz Musicians、Rock And Roll」などのキーワードが提示され、そこからさらに検索していくことができる。
これ、次々にクリックしたくなります。

この機能の前提にある考え方が、「ユーザは自分が探しているものがはっきり分かっているわけではない場合がある」ということ。だから、関連する概念(キーワード)を提示してあげる。
これは、ナルホドの目ウロコでした。

パネルディスカッション「ユーザーが求めるサービスを探る–サーチの未来」の中で、パネラーだった井上俊一氏から、Yahoo!Searchのベータ版リリースのアナウンスがありました(「先ほどリリースされたようです」ってな感じで)。
後で実際に見てみたのですが、これがGoogleにそっくりのインターフェイス。ここまでやっていいのかい、というのは余計なお世話ですが。

Yahoo! Search Marketing(旧オーバーチュア)のPatrizio Spagnoletto氏の話。
Blogはサーチマーケティングおいても重要な要素であるけれど、今のところ、まだサーチマーケティングと上手く組み合わせる方法は模索中。Blogは純粋なエディトリアル・コンテンツであり、Overtureは広告なので、という話は(その理由が素朴なものだけに)少々意外でした。

Deep/Invisible Web:これまで検索エンジンにindexされていない情報/DB(企業・個人所有のデータなど)のWebサービス化。

Google Earthのデモは、目の当たりにするとやはり見ごたえありました(会場でも、どよめきが上がっていた)。
地点間移動の際の、飛んでいるような浮遊感は、検索技術というよりインターフェイスの方の話なのかもしれないが、それが自然にローカル情報と融合されているところが見事。
日本での公開や有料/無料などについては「未定」とのことでしたが、まあ遅かれ早かれくるのでしょうね(元データを提供するKeyholeでは、パーソナル版でも有料でしたが)。
*その後6/29には、早くもベータ版が公開されました。

(*)とりあえず目に付いたレポートいくつか。

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