外部記憶

最近物忘れが激しくて・・・。PC、Web関係、読んだ本、その他モロモロのメモ代わり。

CJIC 2005 Autumn その1

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CNET Japan Innovation Conference 2005 Autumn 「次世代ウェブの検索サービスを探る」に参加してきました。
朝10時から約8時間、ランチタイムも食事を取りながらパネルディスカッションと、盛りだくさんのメニュー。
GoogleEarthのデモで度肝を抜いた前回に比べると、内容的にはやや地味め?という印象もありましたが、それでもいろいろと参考になる話を聞くことができました。
CNETをはじめ(参加者のBlogなど、それこそCGMで)、既にレポートが上がっています(*1)ので、主に個人的に面白かったところなど。

「Beginning of the Beginning for Digital Marketing」(Microsoft Derrick Connell氏)

  • 検索をめぐる、現在のトレンド。
    • ユーザは(情報を)コントロールすることを求めている。
      例:ブラウザ設定のデフォルトからの変更(50%のユーザが実施している)、ポップアップブロックの設定、各種ツールバー、RSSやPodcastingの普及、また、TVも実際の放映時間と視聴時間がずれてきている、など。
    • コミュニケーションがWebに集中してきている。
      日本は顕著(携帯)。IMも普及し、かつテキストベースのみではなく音声、動画も(アメリカではティーンの75%がIMを使っているという統計もある)。
      ユーザの個人的Experienceの中でのWebの役割が大きくなり、コミュニケーションが変化してきている。
    • 自己表現の拡大。
      これまでネットは「読むだけ」であったが、ユーザがPublisherになってきている(Blog)。これに伴うビジネスモデルも成立し始めている。

ということで、ユーザによるパーソナライズ、データコントロールの例として、Windows Liveをデモ。

(今更だけど)改めて頷いたのは「ユーザは(情報を)コントロールすることを求めている」し、それを実現できる環境になってきているということ。
パーソナライズという考え方は決して新しいものではないと思うが、これまでは「マイページ」的に、データのみカスタマイズされていたものが、インターフェイスや機能も含めてパーソナライズすることが可能な環境(AJAX、API公開など)になってきた、ということなのでしょう。
で、それをビジネスシーンに当てはめると広告・マーケティングモデルになる。
ただし、それは従来のマスプロモーション・モデルではなく、ユーザが主体となって「選んだ」広告。
従来のマスプロモーションでは難しかったROIの測定も可能になる。

デジタルマーケティングの指標として挙げられていたのが、

  • ユーザ間のコミュニケーション頻度
  • ブランドに関連したサービスの使用時間
  • マーケティングキャンペーンの効果、収益性

ということ。
TVよりも(ブランドに)接する時間を増やすことができるということを、「コンシューマーの経験のひとつにすることができる」と表現していましたが、Microsoftが使う「Experience」という言葉の意味は、こういう具合にも考えられるのですね(これまで、今ひとつピンとこなかったのですが)。

Search & Web 2.0(Ask Jeeves Daniel Read氏)

Web2.0に絡めてのaskのサービスについての話。
前回と重複する部分も多く、特に目新しい内容はなかったのですが、askのエンジン「Teoma」のアルゴリズムはやはり面白いし、Relevancyを軸としていろいろと興味深い試みをしているので、やはり注目しておきたいところです(ちなみに、Ask.jpは当日の日経朝刊に全面広告出していました)。

検索にとって、Web2.0が持つ意味(キーワード)

  • インターフェイス(AJAXなど)
  • CGM(RSS、マイクロ・パブリッシング)
  • メタデータ(Tagなど)
  • API、SDK、Remix、Mashup
  • AD Model driven Search Searvice
  • Vertical Search

前回も紹介されたZoom機能や、サイトをプレビューできるBinoculars Site PreviewAsk.jeevsでのサービス)などは、Relevancyを具体的な形にしたものとして分かりやすいし、実際役に立ちそうなので、早いところ日本でも実現してほしいものです(JPでも、ラボでやっているような話をしていたのですが、見つけられず)。

以上が午前中。今回、最も面白かったのは、Yahoo!Japanの井上氏の講演だったのだけれど、続きは改めて(多分)。

(*1)関連記事など

12/4追記:
CNET Japanに、Ask JeevesのDaniel Read氏のインタビューが掲載されていました。
Web 2.0が検索サービスに突きつける課題

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