外部記憶

最近物忘れが激しくて・・・。PC、Web関係、読んだ本、その他モロモロのメモ代わり。

Google Books のオンデマンド出版

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既にIT系ニュースサイトや業界(?)に詳しい方の Blog (例えばこちらとか)、Twitter 上のつぶやき、さらには一般紙のサイトでも取り上げられている(元ネタは CNET だが)ので、新たに加えられることは多分あまりないのだろうけれど、でもやはり面白いトピックなのでメモ。

オンデマンド製本機の Espresso Book Machine で、Google Books のパブリックドメイン・コンテンツを利用できるようになる、という話。

この Espresso Book Machine のことは、以前オンデマンド出版の現状についてちょっと調べてみた時に知って、その後も「オンデマンド自動製本機「エスプレッソ・ブック・マシン」が豪大手書店チェーンにお目見え」や「電子書籍をオンデマンドで印刷・製本・販売する“Espresso Book Machine”、英国でも話題に」なんてニュースも時折聞こえてきていたので、動向が気になっていた中での今回の発表、という次第。

今のところ、このマシンがあるのは、大学や公共の図書館をはじめ、世界でもまだ10箇所ちょっと(予定含めて約30)という様子だし、価格も約 $100,000 と決してお安くはない。
とはいえ、技術改良による価格の低下はそう先のことではないだろうし、何より Google がスキャンした約200万タイトルのパブリックドメイン図書が利用可能になることの実用的な意味合いは結構大きいように思う。

電子書籍の普及はますます広がって、紙と電子書籍のシェアは大きく変化していくだろうけれど、一方で媒体としての「本」の形がいきなりなくなってしまうものでもないだろうことを考えると、パブリックドメインの図書のみに留まらず、出版産業にとって在庫、流通の点で新たな可能性のひとつになりうるのではないか、と。

前に、こちらの記事(の追記2)で、Clay Shirky (クレイ・シャーキー)が 今年のメディア環境の予測をしている記事「Digital guru Clay Shirky’s media forecast and predictions for 2009 | The Guardian」に触れたけれど、↓この辺の、書店店頭はショールームに(そして恐らく出版社は在庫、流通機能にコストを掛けずに、マーケティングやエディトリアルに特化?)、というイメージを改めて思い出した。

I think the big revolution is going to be print on demand. Imagine only having one browsing copy of everybook in a bookstore. You could say “Malcolm Gladwell’s Outliers looksgood”, and out pops a brand new copy. Why does a bookstore or a publisher have to be in the shipping and warehousing business?

追記:
(こちらはあまり話題になった記憶がないけれど)Wikipedia のオンデマンド書籍サービスは、その後の利用状況ってどんなものなのだろう。あと、日本語版での利用も密かに期待しているのだが・・・。

追記その2:
そういえば、Amazon もこんなことやっていたな。
コーネル大学図書館、デジタル化した蔵書8万点以上をAmazon.comのサービスでオンデマンド提供へ

追記その3:
書店店頭でのオンデマンドプリントサービスは日本でも既にあるといえばある。例えば「ebook-print.com」とか。でも、実は以前試しに買ってみようと某大型書店で尋ねてみたところ、カウンターの方は誰も分からず、結局買わずじまいだったことがありました(あちらこちらに訊いてくれて一所懸命に調べてくれたのに申し訳なかったのですが・・・)。

追記その4:
その他、この関係の参考記事メモ。

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